WOWくんワールドレポート

2016.12.07

アルゼンチン[アルゼンチン・ブエノスアイレス]「飲むサラダ」の驚くべき力

  • Facebook
  • Twitter

年末に向けて活気づくブエノスアイレスから

アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスから、こんにちWOW! 太陽が燦々と輝く真夏のブエノスアイレスにやって来ました。アルゼンチンは季節が日本と逆さま。12月は一年で最も暑い盛りですが、街はクリスマスやお正月に向けて賑やかに盛り上がっています。今回は、アルゼンチンの人々の食生活に欠かせない、ある飲み物についてレポートします。

野菜食べなくても大丈夫!
マテ茶で体型キープ!

牛肉の消費量世界一を誇るアルゼンチン。野菜を食べる習慣はあまりなく、食べ物といえばほぼ肉料理。レストランに入ると、日本の倍以上はあろうかと思われる肉料理がドカンと出てきます。ただ、そんな食生活とは裏腹に、街ですれ違う人たちはスレンダーな体型が多い印象。公園で出会ったラテン美人に話を聞いてみると、「毎日マテ茶を飲んでいるからかしら。今もマテ茶でひと息入れようとしていたところよ」と、丸い形のマイコップを見せながら話してくれました。アルゼンチンの多くの方は魔法瓶、茶葉缶、専用コップの「マテ壺」をいつも携帯しています。

マテ茶は、アルゼンチンで古くから愛飲されているお茶。ビタミンやミネラルがたっぷり含まれていることから「飲むサラダ」と呼ばれ、肉料理ばかりの彼らにとって欠かせない飲み物なのです。一口もらって飲んでみると、とっても「ニガイ!」。 でも、この濃さがクセになりそうだなぁ。

「一つのマテ壺を回し飲み」が作法の基本

さて、お喋り好きな彼らはしょっちゅう友だちの家に集まっては、車座になって会話を楽しみます。そんなとき、みんなの中心にあるのはやっぱりマテ茶。茶葉と熱いお湯が入ったマテ壺を一つだけ用意し、金属製のストローを差して回し飲みするのです。ある女性は、「マテ茶を淹れるのはいつも一人。ホスト役になった人はこまめにお湯をつぎ足しながら、仲間一人ひとりにマテ壺を渡していくの。渡された人は、飲み干してから返すようにしてね」と、お作法を披露してくれました。

みんなで輪になって同じマテ壺からお茶を飲んでいると、自然と会話も弾んで親しみが湧いてくるから不思議です。マテ茶は体にいいだけじゃなくて、人と人との絆づくりにも一役買っているんだね。

今回の「WOW!」は、世界三大飲料といわれる「マテ茶」でした。野菜不足にお悩みの方、家族の絆を強めたいという方は一度「マテ茶」を飲んでみてはいかがですか?

次回はオーストラリアのメルボルンから、街全体がイルミネーションで輝く真夏のクリスマスをレポートします。

「飲むサラダ」の驚くべき力

Share
  • Facebook
  • Twitter